2024.12.18 column

マヌカハニーを食べてはいけない方の条件とその理由を解説




独特な香りと、濃厚な甘みが魅力のマヌカハニーには、健康維持にうれしい効果があります。 

しかし、年齢や身体の状況によっては、食べるのを避けたほうがよい方がいるのをご存じでしょうか? 

本記事では、マヌカハニーを食べてはいけない方の条件を、その理由とともに詳しく解説します。 

マヌカハニーを安全に楽しむために、ぜひ最後までご覧ください。 



マヌカハニーと通常のはちみつの違い



そもそもマヌカハニーと通常のはちみつには、どのような違いがあるのでしょうか? 

その答えは、“希少性”と“栄養成分”にあります。

マヌカハニーは、ニュージーランドに多く自生している、“マヌカ”という低木の花を蜜源にしたはちみつを指します。 

マヌカの花は1年のうち数週間だけしか開花せず、花蜜を採取できる時期が非常に限定的です。

このように、マヌカハニーがとても貴重なはちみつであることがうかがえるでしょう。 

そんなマヌカハニーには、通常のはちみつにも含まれる栄養成分のほか、“メチルグリオキサール”とよばれる独自成分が含まれています。

メチルグリオキサールは、日々の健康を支える防守成分で、不調知らずの身体を目指している方には、ぜひ摂取していただきたい成分の一つです。 

このようにマヌカハニーは、希少性が高く、独自の栄養成分をもつことが通常のはちみつとの違いとして挙げられます。 



マヌカハニーを食べてはいけない方



それでは、マヌカハニーを摂取しないほうがよい方の条件を確認していきましょう。

マヌカハニーを食べてはいけない方は1歳未満の乳児です。

以下で詳細を解説していきます。



1歳未満の乳児



1歳未満の乳児には、マヌカハニーを含む、はちみつ全般を食べさせてはなりません。

というのも、はちみつにはボツリヌス菌が含まれている可能性があるからです。

通常、体内に入ったボツリヌス菌は、腸内細菌との競争に負けてしまうため、体調に変化を及ぼすリスクは限りなく低いといわれています。

しかし、1歳未満の乳児は腸の機能が未熟なので、ボツリヌス菌が体内に入ると、繁殖して中毒症状を引き起こします。

ボツリヌス菌の中毒症状として挙げられるのは、便秘やほ乳力の低下、元気の消失、泣き声の変化などです。

適切な治療を受ければ、症状を改善できる場合がほとんどですが、稀に命を落としてしまうこともあります。

マヌカハニーをお子さまに食べさせる際は、1歳になったあとに、体調を確認しながら少量ずつ与えましょう。

参照元:厚生労働省「ハチミツを与えるのは、1歳を過ぎてから。」



マヌカハニーの副作用



上述した条件に当てはまらない方がマヌカハニーを食べても、身体に悪影響が及ぼされることはあるのでしょうか? 

結論から申しますと、マヌカハニーは、天然由来の成分であるため、医薬品のように副作用を起こすリスクはほとんどないといわれています。

ただし、食べ過ぎるとかえって不調を引き起こす可能性があるので、1日の摂取量には気をつけたいところです。

マヌカハニーを含むはちみつ全般には、内側のキレイをサポートするグルコン酸という成分が含まれています。

この効果は少量でも期待できます。しかし食べ過ぎるとかえっておなかを壊してしまうので注意が必要です。

マヌカハニーの1日の摂取量は、ティースプーン1杯を3~4回程度が目安です。

身体に負担をかけずにマヌカハニーを楽しむためには、この目安を守ることが大切です。

参照元:Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries "Daily Energy Requirements and Intake Guidelines"



マヌカハニーのおすすめの食べ方



まず、マヌカハニーの効果を最大限に体感したいのであれば、ティースプーンですくってそのまま食べるのがおすすめです。

独特な香りが鼻孔をくすぐるとともに、豊かな味わいが口の中に広がり、思わず笑みを浮かべてしまうはずです。

そのうえ、マヌカハニーに含まれる栄養成分を、ダイレクトに取り入れられますよ。

ただし、マヌカハニーは、水分量が少ないがゆえにねっとりとしており「そのまま食べるのが苦手……」と思われる方も少なくありません。

そのような方は、ほかの食べ物や飲み物と一緒に摂取してみてください。

トーストに塗ったり紅茶に入れたりすれば、独特の舌触りが抑えられるうえ、良いアクセントになること間違いなしです。



マヌカハニーの活用方法



マヌカハニーのうれしい効果は、食べるだけでなく、ほかの方法でも実感できます。

以下では、マヌカハニーの活用方法を解説していきます。



フェイスケア



マヌカハニーの活用方法の一つとして、フェイスケアも挙げられます。

マヌカハニーを顔に浸透させると、しっとりとみずみずしさ溢れるお肌へと導く効果が期待できますよ。

(※マヌカハニーをフェイスケアやボディケアで活用する際は、事前にパッチテストを行い、身体に異常がないことを確認しましょう。)

さまざまなフェイスケアの方法がありますが、特に日々の洗顔で取り入れるのがおすすめです。

泡立てた洗顔料にマヌカハニーを加え、優しく顔を洗ってみてください。

その際は、洗顔料とマヌカハニーを2:1の比率で混ぜ合わせるのがポイントです。

洗顔後に鏡を見れば、いつもと違うご自身のお肌に、胸が高鳴ることでしょう。 



ボディケア



フェイスケアで得られたうれしい効果は、ボディケアでも実感いただけます。

浴槽にお湯を貯めて、入浴剤代わりに大さじ3杯程度のマヌカハニーを入れてみましょう。

マヌカハニーが、思わず触りたくなるようなうるおい肌へと導いてくれて、バスタイムがより好きな時間になること間違いなしです。

この方法は、特に肌悩みが増える冬の時期におすすめです。

マヌカハニーの力で、寒さにも負けない元気のあるお肌を維持できます。



マヌカハニーを活用する際の注意点



マヌカハニーには、フェイスケアやボディケアにもうれしい効果があることがわかりました。

しかし、なかには体質に合わない方も少なからずいらっしゃいます。

ですから、マヌカハニーをフェイスケアやボディケアで活用する際は、事前にパッチテストを行い、身体に異常がないことを確認しましょう。

もし、なんらかの異常がみられた場合には、使用をすぐにやめて、医療機関を受診してください。 



1歳未満やアレルギー体質の方はマヌカハニーの摂取を避けたほうがよい




本記事では、マヌカハニーを食べてはいけない方の条件を解説しました

問題なく食べられる方であっても、食べ過ぎると不調をきたすおそれがありますので、目安を守って摂取しましょう。

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